第2作目(中編):「世界的企業」との邂逅――パブリック・リレーションズと共に歩んだ半世紀
1970年代後半から80年代にかけて、株式会社井之上パブリックリレーションズは、戦略的PRの基本的なモデルプランを確立していきました。 そのきっかけとなったのは、世界的企業となったシリコンバレーのベンチャー、インテルやアップルとの出会い。大きなターニングポイントを迎えた創業社長の井之上喬は、PRの“戦略家”としての役割を実直に果たしていったのです。
写真は、当時オフィスのあった「松岡九段ビル」(東京都千代田区九段上)社長室でのものです。
第2作目(中編)は、下記4つのトピックで構成されています。
- 世界的な大手企業の日本進出が、会社としての大きなターニングポイントに
- 海外の専門家によって確かに裏付けられた、会社として果たしてきた役割
- 「ただ商品を売るのが仕事ではない、企業の成功が自分たちの価値になる」
- 色あせないビジネスモデル確立の裏で、生まれていた組織としての課題